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zoom RSS 勤務間インターバル助成金の創設

<<   作成日時 : 2017/02/04 15:33   >>

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 私は、日頃より、厚生労働省ホームページの新着情報や報道発表資料をチェックするよう心がけています。ところが、今回、重大な報道発表資料を見逃してしまいました。私が現在関心を持っている長時間労働の是正において、有効な対策となるべき勤務間インターバルに関する報道発表です。見てみましょう。

 平成28年12月2日の報道発表資料「『労働者災害補償保険法施行規則の一部改正』の諮問と答申〜通勤災害の適用範囲を拡充するとともに、“;勤務間インターバル”導入に関する助成金制度を創設します〜」です。ポイントは次の2つです。
1.通勤災害保護制度の対象となる介護の対象家族の範囲について同居・扶養要件を撤廃
2.勤務間インターバルの導入促進のため、中小企業事業主に対して導入経費の一部を助成する制度を創設

通勤災害の適用範囲拡充(施行規則第8条(日常生活上必要な行為)第5号の改正)
〇労災保険法では、労働者の通勤による負傷、疾病、障害又は死亡について、通勤災害として保険給付の対象としている。
〇労働者が移動の経路を逸脱・中断した場合は、当該逸脱・中断の間及び合理的な経路に復帰後の移動は原則として通勤には含まれない。
〇ただし、逸脱・中断が「日常生活上必要な行為」に該当する場合には合理的な経路に復帰後の移動は通勤に含まれる(逸脱・中断の間は通勤に含まれない)。
〇育児・介護休業法の対象家族が拡大されたことを踏まえ、「日常生活上必要な行為」に該当する介護の対象家族の範囲も同様に措置する。
〇孫、祖父母及び兄弟姉妹について同居・扶養要件を削除する。(施行日:平成29年1月1日)

勤務間インターバル助成金の創設(施行規則第28条(職場意識改善助成金)第1号の改正)
〇平成28年6月に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」において、勤務間インターバルの自発的導入を促進するため、こうした制度を積極的に導入しようとする企業に対する新たな支援策を展開することとされたことを踏まえ、勤務間インターバルに係る導入事例集の作成や各種広報等により幅広く周知を図るとともに、勤務間インターバルの導入に係る経費の一部を支給する助成金制度を創設する。
〇勤務間インターバル制度普及のための広報事業(平成28年度第2次補正予算:33,943千円)
 ・勤務間インターバル制度の導入事例を収集し、事例集を作成・配布
 ・広報ポスターの作成・配布、新聞広告、インターネット広告の実施
 ・セミナーの開催等
〇職場意識改善助成金(勤務間インターバル導入コース(仮称))(平成29年度概算要求:401,868千円)
 ・助成概要→勤務間インターバルを導入する中小企業事業主に対し助成
 ・助成対象→就業規則等の作成・変更費用、研修費用、労務管理用機器等の導入・更新費用等
 ・成果目標→中小企業事業主が新規に勤務間インターバルを導入すること
 ・助成率、上限額→費用の3/4を助成、上限50万円
〇職場改善助成金の支給に当たり、中小企業事業主が作成する労働者災害補償保険法施行規則第28条第1号ロの規定に基づく計画に記載する労働時間等の設定の改善のための措置に、終業から始業までに継続した休息時間を確保する措置を追加すること。(施行日:平成29年1月1日)
〇なお、現行の「職場意識改善助成金」(職場環境改善コース)は、a 年次有給休暇の取得促進及びb 所定外労働の削減を成果目標としています。

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